第112回 看護師国家試験 午後 問4 解説

⭐ 必修健康支援と社会保障制度✔ 監修済み

📝 問題

国民健康保険に加入している自営業者(40歳)の医療費の一部負担金の割合はどれか。

✅ 正解

3

💡 解説

✅ 国民健康保険に加入する40歳の自営業者の医療費一部負担金は3割である。

現役世代(義務教育就学後〜69歳)の医療保険の一部負担金割合は原則3割である。 40歳の自営業者は国民健康保険の被保険者であり、この年齢区分に該当するため負担割合は3割となる。

国試では年齢による自己負担割合の区分が頻出する。加入している制度が国民健康保険でも被用者保険でも、負担割合は年齢で決まるという原則は共通である。

被保険者とは

保険に加入して保険料を負担している本人のこと。病気やけがのときに、その保険から給付を受けられる。

  • 1

    1割不正解

    1割は原則として75歳以上(後期高齢者医療)の一般所得者の負担割合であり、40歳には該当しない。

  • 2

    2割不正解

    2割は未就学児や70〜74歳などの負担割合で、40歳の現役世代には当てはまらない。

  • 3

    3割正解

    義務教育就学後〜69歳の一部負担金は原則3割であり、40歳の自営業者もこれに該当する。

  • 4

    4割不正解

    4割という負担割合の区分は医療保険制度に存在しない。

📚 国試でよく狙われるところ

医療費の自己負担は、年齢の境目を1つずらして問われる。2割・3割・1割が切り替わる年齢と、40歳・75歳という制度の節目を数字で覚えよう。

  • 自己負担が1か月の限度額を超えた分は高額療養費として払い戻される。限度額適用認定証を提示すれば窓口負担を限度額までに抑えられる。
  • 40歳の自営業者は国民健康保険の被保険者であり、介護保険の第2号被保険者(40〜64歳)にもあたる。
医療費の自己負担割合(年齢別)
年齢区分負担割合
義務教育就学前2割
義務教育就学後〜69歳3割
70〜74歳2割(現役並み所得者は3割)
75歳以上(後期高齢者医療)1割(一定以上所得は2割・現役並み所得は3割)

参考: 国民健康保険法/健康保険法

出典:「第112回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について

この問題をアプリで演習しませんか?

この1問を演習する(無料)第112回の問題一覧を見る