第104回 看護師国家試験 午後 問23 解説
📝 問題
輸液ポンプに設定する項目はどれか。
✅ 正解
1
💡 解説
✅ 輸液ポンプに設定するのは流量である。
輸液ポンプは、決めた速さで輸液を送り続ける機械である。設定するのは流量(1時間あたりに流す量、mL/時)と、予定量(合計で流す量、mL)の2つである。
薬の名前や濃度、いつ始めるかは、指示書を見て人が確認して決めることで、機械には入力しない。 設定したあとは、指示書の数値と画面の数値を2人で読み合わせる。流量の入力を1桁間違えると、そのまま過量投与につながる。
- 1
流量正解
1時間あたりに送る量を数値で入れる。ポンプはその値どおりに送り続ける。
- 2
開始時刻不正解
いつ始めるかは看護師が指示に沿って判断することで、ポンプに入れる項目ではない。
- 3
薬剤の濃度不正解
濃度は薬を準備する段階で決まっている。ポンプが管理するのは送る速さだけである。
- 4
薬剤の処方内容不正解
処方の内容は指示書で確認するものである。ポンプが読み取って判断するわけではない。
📚 ここも一緒におさえておこう
輸液ポンプは、警報が鳴ったときの対応と、機械任せにできない観察が問われる。警報は原因とセットで覚えよう。
- 閉塞の警報=チューブの折れ、クレンメの閉じ忘れ、刺入部の詰まりを順に確かめる
- 気泡の警報=輸液が空になりかけていないか、接続部から空気が入っていないかをみる
- ポンプは圧をかけて送るので、血管の外に漏れていても流れ続ける。刺入部の腫れや痛みは自分の目で確かめる
参考: 系統看護学講座 基礎看護学 基礎看護技術
出典:「第104回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について