第104回 看護師国家試験 午後 問24 解説
📝 問題
医療用酸素ボンベと酸素流量計とを図に示す。 酸素の流量を調節するのはどれか。
✅ 正解
3
💡 解説
✅ 酸素の流量を調節するのは、流量計の下についたつまみである。
酸素を何L/分流すかを決めるのは、流量計の下についた流量調節つまみである。つまみを回すと筒の中の浮き子(フロート)が上下し、その位置を目盛りで読んで流量を合わせる。
使うときの順番は決まっている。まずボンベの栓を開け、まるい文字盤の圧力計で残量を確かめてから、つまみで流量を合わせ、最後に患者側の器具をつなぐ。 終わるときは逆に、ボンベの栓を先に閉め、配管に残った酸素を出しきってからつまみを戻す。
- 1
①不正解
ボンベの上にあるバルブである。開け閉めで酸素そのものを出したり止めたりするが、流れる量は決められない。
- 2
②不正解
流量計の目盛りのついた筒である。中の浮き子の位置で流量を読む部分で、ここで調節するわけではない。
- 3
③正解
流量調節つまみである。回すと浮き子が上下し、送り出す酸素の量が変わる。
- 4
④不正解
ボンベと圧力調整器をつなぐ接続部である。酸素の通り道をつくるだけで、量には関わらない。
📚 国試でよく狙われるところ
酸素ボンベは、残っている量とあと何分使えるかを計算させる形で出る。圧力計の値から量を出す手順で覚えよう。
- ボンベには14.7MPaまで酸素が詰めてある。この圧力で500L入る大きさのものがよく使われる
- 残量(L)=ボンベの容量(L)×圧力計の値(MPa)÷14.7
- 使用できる時間(分)=残量(L)÷流量(L/分)。実際には移動や交換の手間を見込んで余裕をもたせる
参考: 系統看護学講座 基礎看護学 基礎看護技術
出典:「第104回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について