第114回 看護師国家試験 午前 問61 解説
📝 問題
最も新しく制定された法律はどれか。
✅ 正解
4
💡 解説
✅ 医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律は令和3(2021)年の制定で、4つのなかで最も新しい。
制定された年を比べる問題。
医療的ケア児支援法は令和3(2021)年にできた、4つのなかで最も新しい法律。
人工呼吸器や胃瘻など、日常的に医療的ケアが必要な子どもとその家族を、住んでいる場所にかかわらず支えることを目的にしている。
- 1
母子保健法不正解
母子保健法は昭和40(1965)年で、4つのなかで最も古い。母子健康手帳の交付、妊産婦・乳幼児の健康診査などを定める。
- 2
児童虐待の防止等に関する法律不正解
児童虐待の防止等に関する法律は平成12(2000)年。虐待を4つに定義し、虐待を受けたと思われる児童を見つけた人に通告義務を課した。
- 3
子どもの貧困対策の推進に関する法律不正解
子どもの貧困対策の推進に関する法律は平成25(2013)年。教育・生活・保護者の就労・経済的支援を進める。
- 4
医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律正解
正しい。医療的ケア児支援センターの設置や、保育所・学校での受け入れ体制の整備を、国と自治体の責務としている。
📚 国試でよく狙われるところ
子ども関連の法律は「古い順」に並べて覚える。
| 法律 | 制定年 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 児童福祉法 | 昭和22(1947)年 | 児童福祉の基本法。児童相談所・保育所・児童福祉施設 |
| 母子保健法 | 昭和40(1965)年 | 母子健康手帳、乳幼児健康診査、低出生体重児の届出 |
| 児童虐待の防止等に関する法律 | 平成12(2000)年 | 虐待の定義、通告義務、立入調査、親権の制限 |
| 発達障害者支援法 | 平成16(2004)年 | 発達障害の早期発見と生涯にわたる支援 |
| 子どもの貧困対策の推進に関する法律 | 平成25(2013)年 | 教育・生活・就労・経済的支援 |
| 成育基本法 | 平成30(2018)年 | 妊娠期から成人期までの切れ目ない医療と支援 |
| 医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律 | 令和3(2021)年 | 医療的ケア児と家族の支援を国・自治体の責務に |
| こども基本法 | 令和4(2022)年 | こどもの権利保障。こども施策の基本理念 |
参考: 医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律(令和3年法律第81号)/こども家庭庁 医療的ケア児等支援施策
出典:「第114回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について