第114回 看護師国家試験 午前 問58 解説
📝 問題
医療ニーズが高い要介護者が「通い」「訪問」「泊まり」のサービスを組み合わせて受けられる地域密着型サービスはどれか。
✅ 正解
2
💡 解説
✅ 「通い」「訪問」「泊まり」に訪問看護を加えた地域密着型サービスが、看護小規模多機能型居宅介護である。
看護小規模多機能型居宅介護(看多機)は、小規模多機能型居宅介護の「通い」「訪問」「泊まり」に訪問看護を加えた地域密着型サービス。
1つの事業所が同じスタッフで介護と看護の両方を行うため、医療の必要度が高い人(在宅で医療処置がいる人、退院直後の人、看取りの時期の人)が、状態に合わせて柔軟にサービスを組み替えられる。
- 1
短期入所療養介護不正解
短期入所療養介護は「泊まり」だけのサービス。居宅サービスに分類され、地域密着型サービスではない。
- 2
看護小規模多機能型居宅介護正解
正しい。登録定員29人以下、通い18人以下、泊まり9人以下が基本。
- 3
地域密着型特定施設入所者生活介護不正解
地域密着型特定施設入居者生活介護は、定員29人以下の介護付き有料老人ホームなどに入居して受ける介護。通い・訪問・泊まりを組み合わせるものではない。
- 4
認知症対応型共同生活介護〈グループホーム〉不正解
認知症対応型共同生活介護(グループホーム)は、認知症の高齢者が1つのまとまり5〜9人で共同生活を送る住まい。
📚 ここも一緒におさえておこう
地域密着型サービスは市町村が指定・監督し、原則としてその市町村の住民が使う。
| サービス | 内容 |
|---|---|
| 小規模多機能型居宅介護 | 通い・訪問・泊まりを1つの事業所で柔軟に提供 |
| 看護小規模多機能型居宅介護 | 上に訪問看護を加え、医療の必要度が高い人にも対応 |
| 定期巡回・随時対応型訪問介護看護 | 24時間対応で、短時間の訪問を定期的にも随時にも行う |
| 夜間対応型訪問介護 | 夜間の定期巡回と、通報を受けての対応 |
| 認知症対応型共同生活介護 | 認知症高齢者が5〜9人で共同生活(グループホーム) |
| 認知症対応型通所介護 | 認知症の人を対象とした通所介護 |
参考: 介護保険法/指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準(厚生労働省令)
出典:「第114回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について