第113回 看護師国家試験 午前 問21 解説
⭐ 必修基礎看護学
📝 問題
無菌操作が必要なのはどれか。
✅ 正解
2
💡 解説
✅ 無菌操作が必要なのは気管内吸引である。
気管内(下気道)はもともと無菌の場所である。 そのため気管内吸引では滅菌カテーテルを使い、外から病原体を持ち込まないよう無菌操作で行う。持ち込むと人工呼吸器関連肺炎を起こしうる。
「下気道=無菌操作、口腔・上部消化管=清潔操作」で対にして覚える。
- 1
浣腸不正解
浣腸は清潔操作で行う。
- 2
気管内吸引正解
気管内(下気道)は無菌域であり、無菌操作で吸引する。
- 3
口腔内吸引不正解
口腔内吸引は常在菌のある上気道で、清潔操作でよい。
- 4
経鼻胃管挿入不正解
経鼻胃管挿入は清潔操作で行う。
📚 混同しやすいので注意
無菌操作は本来無菌の部位を扱うとき、清潔操作は常在菌のある部位を扱うときに用いる。どちらかを問う設問では「その部位がもともと無菌か」を考える。
- 無菌操作が必要=気管内吸引、導尿(膀胱留置カテーテルの挿入)、創傷処置、注射や点滴の準備、中心静脈カテーテルの管理。
- 清潔操作でよい=口腔内吸引、経鼻胃管挿入、浣腸、経管栄養。
- 気管内吸引の吸引圧は20kPa(150mmHg)を超えない、1回の吸引時間は10〜15秒以内とし、実施前後に酸素化を図る。
- 人工呼吸器関連肺炎の予防には頭部挙上30〜45度、口腔ケア、過鎮静の回避、カフ圧管理が有効。
参考: 標準的な基礎看護技術(無菌操作)
ClaudeによるAI生成を活用した解説です
出典:「第113回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について