第113回 看護師国家試験 午前 問11 解説
⭐ 必修人体の構造と機能
📝 問題
肘関節を伸展させる筋肉はどれか。
✅ 正解
3
💡 解説
✅ 肘関節を伸展させる筋肉は上腕三頭筋である。
上腕三頭筋は上腕後面にあり、肘関節をまたいで前腕(尺骨肘頭)に停止する。収縮すると肘関節を伸展させる主動筋である。 長頭・外側頭・内側頭の3つの頭から起こることが名前の由来で、体を押し出す動き(腕立て伏せ、車椅子への移乗)で働く。
「肘を伸ばす=上腕三頭筋」で覚える。
- 1
三角筋不正解
三角筋は主に肩関節の外転に働く。
- 2
大胸筋不正解
大胸筋は肩関節の内転・屈曲に働く。
- 3
上腕三頭筋正解
上腕三頭筋は肘関節を伸展させる主動筋である。
- 4
上腕二頭筋不正解
上腕二頭筋は肘関節を屈曲させる。
📚 これとセットで理解しよう
上肢の筋は「どの関節を・どちらへ動かすか」と神経支配をセットで覚えると、麻痺の部位推定にもつながる。
| 筋 | 主な作用 | 支配神経 |
|---|---|---|
| 三角筋 | 肩関節の外転 | 腋窩神経 |
| 大胸筋 | 肩関節の内転・屈曲・内旋 | 胸筋神経 |
| 広背筋 | 肩関節の伸展・内転・内旋 | 胸背神経 |
| 上腕二頭筋 | 肘関節の屈曲・前腕の回外 | 筋皮神経 |
| 上腕三頭筋 | 肘関節の伸展 | 橈骨神経 |
| 手指の伸筋群 | 手関節・手指の伸展 | 橈骨神経(麻痺で下垂手) |
参考: 標準的な解剖学(上肢の筋)
ClaudeによるAI生成を活用した解説です
出典:「第113回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について