第111回 看護師国家試験 午後 問32 解説
📝 問題
21世紀における第二次国民健康づくり運動〈健康日本21(第二次)〉では、( )分野53項目の目標が設定された。 ( )に入る数値はどれか。
✅ 正解
2
💡 解説
✅ 健康日本21(第二次)は5分野53項目の目標が設定された。
健康日本21(第二次)は、平成25年度(2013年度)から令和5年度(2023年度)まで行われた国民健康づくり運動である。5つの基本的方向のもとに53項目の目標を掲げた。
第一次と最も違うのは、健康寿命の延伸と健康格差の縮小を先頭に置いた点である。「5分野53項目」という数字と、この2つのキーワードをあわせて覚える。
なお現在は、令和6年度(2024年度)から始まった健康日本21(第三次)が動いている。
健康寿命とは
介護を受けたり寝たきりになったりせず、日常生活を自立して送れる期間。平均寿命との差を縮めることが目標とされる。
健康格差とは
収入や職業、住んでいる地域などの違いから生まれる、集団のあいだの健康状態の差。
- 1
4不正解
4分野ではない。基本的方向は5つ設定された。
- 2
5正解
健康日本21(第二次)は5つの基本的方向に沿って53項目の目標を設定した。
- 3
6不正解
6分野ではない。
- 4
7不正解
7分野ではない。
📚 ここも一緒におさえておこう
健康日本21の法的根拠は健康増進法(2002年制定)。国民健康・栄養調査、受動喫煙の防止、特定給食施設の指導なども同法に基づく。
- 第二次の5つの基本的方向=①健康寿命の延伸と健康格差の縮小 ②生活習慣病の発症予防と重症化予防 ③社会生活を営むために必要な機能の維持・向上 ④健康を支え、守るための社会環境の整備 ⑤生活習慣及び社会環境の改善。
- 健康増進計画は、都道府県は策定義務、市町村は努力義務。
- 健康日本21(第三次)は2024年度から開始され、「全ての国民が健やかで心豊かに生活できる持続可能な社会の実現」をビジョンに掲げる。
参考: 厚生労働省「健康日本21(第二次)」
出典:「第111回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について