第111回 看護師国家試験 午前 問103 解説

状況設定母性看護学✔ 監修済み

📝 問題

A さん(30 歳、初産婦)は X 年2月5日に妊婦健康診査のために来院した。X 年2月のカレンダーに A さんの受診日と分娩予定日を示す。 看護師は、医師から A さんの母子健康手帳に受診時の妊娠週数と日数を記入するよう依頼された。 A さんの受診時の妊娠週数および日数で正しいのはどれか。

✅ 正解

3

💡 解説

✅ 分娩予定日から逆算し、受診日は妊娠36週5日となる

妊娠週数は分娩予定日を妊娠40週0日として数える。カレンダーでは受診日が2月5日(△)、分娩予定日が2月28日(○)。28−5=23で、その間は23日ある。

23÷7=3あまり2なので、23日は3週2日にあたる。40週0日から3週2日を引いて妊娠36週5日になる。

  • 1

    妊娠 35 週5日不正解

    妊娠35週5日になるのは、分娩予定日まで30日あるとき。カレンダー上の23日とは合わない。

  • 2

    妊娠 35 週6日不正解

    妊娠35週6日になるのは、予定日まで29日あるとき。2月5日から28日までの23日とは合わない。

  • 3

    妊娠 36 週5日正解

    2月5日から2月28日までの23日=3週2日を40週0日から引くと、妊娠36週5日になる。

  • 4

    妊娠 36 週6日不正解

    妊娠36週6日になるのは、予定日まで22日あるとき。23日を1日少なく数えるとこの値になる。

📚 丸暗記より仕組みで覚えよう

妊娠週数は最終月経初日が0週0日、分娩予定日が40週0日という2つの約束だけで決まる。あとは日数を7で割り、商が週・余りが日と考えればよい。

  • ネーゲレ概算法=最終月経初日+280日(40週)。簡便法では月に−3(または+9)、日に+7で予定日を求める。
  • この計算は月経周期28日を前提とする。周期が異なる場合や不明な場合は、妊娠初期の超音波(頭殿長:CRL)で予定日を補正する。
  • 妊婦健康診査の標準的な回数は妊娠23週まで4週に1回、24〜35週は2週に1回、36週以降は1週に1回で、合計おおむね14回。
妊娠週数による区分
区分週数
流産妊娠22週未満
早産妊娠22週0日〜36週6日
正期産妊娠37週0日〜41週6日
過期産妊娠42週0日以降

出典:「第111回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について

この問題をアプリで演習しませんか?

この1問を演習する(無料)第111回の問題一覧を見る