第110回 看護師国家試験 午後 問20 解説

⭐ 必修基礎看護学✔ 監修済み

📝 問題

患者の洗髪の介助方法で適切なのはどれか。

✅ 正解

3

💡 解説

✅ 洗髪では指の腹を使って洗う。

洗髪の介助では、爪を立てず指の腹を使って頭皮を優しくマッサージするように洗う。爪を立てると頭皮を傷つけるおそれがあり、指の腹での洗浄が適切である。

湯温は30℃では低すぎ、40℃前後が快適である。 耳栓には脱脂綿ではなく、水を吸いにくい青梅綿などを用いる(脱脂綿は水を吸収してしまう)。 また強い振動を加えると患者に不快感や負担を与えるため適切でない。

青梅綿とは

脂分を残したままの綿。水をはじくので洗髪のときの耳栓に使う。脱脂綿は脂を抜いてあるため水を吸ってしまう。

  • 1

    30℃の湯をかける。不正解

    30℃は低すぎて不快であり、40℃前後が適温である。

  • 2

    脱脂綿で耳栓をする。不正解

    脱脂綿は水を吸収してしまうため耳栓には適さず、青梅綿などを用いる。

  • 3

    指の腹を使って洗う。正解

    爪を立てず指の腹で頭皮を洗うことで、傷つけずに清潔を保てる。

  • 4

    強い振動を加えて洗う。不正解

    強い振動は患者に不快感や負担を与えるため適切でない。

📚 国試でよく狙われるところ

清潔ケアは湯温の数値がそのまま問われる。ケアごとの温度を表でまとめて覚えよう。 清潔ケアは湯温・保温・プライバシーの確保が共通のポイント。実施前後にバイタルサインを確認し、食事の直後や空腹時は避ける。

主な清潔ケアの湯温の目安
ケア湯温の目安
洗髪40℃前後
全身清拭皮膚に当たるときに40〜45℃程度になるよう、準備する湯は50〜55℃程度
入浴・シャワー浴38〜41℃程度(高温は循環への負担が大きい)
足浴・手浴38〜41℃程度
陰部洗浄38〜40℃程度

出典:「第110回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について

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