第110回 看護師国家試験 午後 問2 解説
📝 問題
平成29年(2017年)の国民健康・栄養調査において、男性で運動習慣のある割合が最も多いのはどれか。
✅ 正解
4
💡 解説
✅ 運動習慣のある割合が最も多いのは70歳以上である。
平成29年(2017年)の国民健康・栄養調査において、男性で運動習慣のある者の割合は年齢が高い層ほど高く、70歳以上で最も多い。運動習慣のある者とは「1回30分以上の運動を週2回以上実施し、1年以上継続している者」と定義される。
若い世代は仕事や生活の忙しさから運動習慣を持ちにくく、高齢層で時間的余裕から運動に取り組む割合が高くなる傾向がある。 国試では「運動習慣は高齢層で多い」というパターンが問われやすく、最新の調査でも同じ傾向が続いている。
国民健康・栄養調査とは
健康増進法に基づいて国が毎年11月に行う調査。身体の状況・栄養の摂り方・生活習慣の3つを調べる。
- 1
20〜29歳不正解
20〜29歳は就労・生活の多忙さから運動習慣のある割合は低い。
- 2
40〜49歳不正解
40〜49歳は働き盛りで運動習慣のある割合はむしろ低い層である。
- 3
60〜69歳不正解
60〜69歳も高いが、70歳以上ほどではない。
- 4
70歳以上正解
70歳以上で運動習慣のある男性の割合が最も高い。
📚 国試でよく狙われるところ
国民健康・栄養調査は、この調査で何が分かるのかと、年代ごとの傾向の両方から問われる。定義の数字(30分・週2回・1年)はそのまま押さえておきたい。 この調査は健康増進法にもとづき、毎年11月に行われる。
- 運動習慣のある者=1回30分以上・週2回以上・1年以上継続して運動している者。
- 運動習慣のある者の割合は男女とも高齢層で高く、20〜40歳代で低い。
- 同調査からは歩数・食塩摂取量・喫煙率・飲酒習慣・睡眠の状況も把握できる。
参考: 厚生労働省「国民健康・栄養調査」
出典:「第110回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について