第109回 看護師国家試験 午前 問55 解説
📝 問題
日本で用いているDENVER Ⅱ(デンバー発達判定法)で6か月児の90 %ができるのはどれか。
✅ 正解
1
💡 解説
✅ 6か月児の90%は寝返りができる。
DENVER Ⅱ(デンバー発達判定法)は、粗大運動・微細運動・言語・個人-社会の4領域で発達を評価する。生後6か月頃には粗大運動が進み、90%の児が寝返りをするようになる。
積み木の持ち替え(微細運動)、喃語様のおしゃべり、自分で食べ物を口へ持っていく動作は、いずれも6か月の時点で90%には届かず、もう少し月齢が進んでからできるようになる。 運動発達の順序(首すわり→寝返り→座位→はいはい→つかまり立ち→歩行)とおおよその時期を押さえておくとよい。
- 1
寝返りをする。正解
6か月頃には90%の児が寝返りをするようになる。
- 2
積み木をもちかえる。不正解
積み木の持ち替えは6か月では90%に達しておらず、より後の発達項目。
- 3
喃語様のおしゃべりをする。不正解
喃語様のおしゃべりは月齢的にばらつきがあり、6か月で90%とはいえない。
- 4
自分で食べ物を口へもっていく。不正解
自分で食べ物を口へ持っていく動作は6か月時点で90%には達しない。
📚 国試でよく狙われるところ
乳幼児の発達は、何が何か月でできるようになるかを入れ替えて問われる。月齢とできることを1組にして覚えよう。
- 発達には一定の方向と順序があり、頭部から尾部へ、中枢から末梢へと進む
- 体重は生後3〜4か月で出生時の約2倍、1歳で約3倍になる
| 月齢・年齢 | できるようになること |
|---|---|
| 3〜4か月 | 首がすわる |
| 5〜6か月 | 寝返りをする |
| 7〜8か月 | 支えなしで座る |
| 8〜9か月 | はいはいをする |
| 9〜10か月 | つかまり立ち |
| 1歳〜1歳3か月 | ひとりで歩く |
| 2歳 | 走る・階段を昇る・二語文を話す |
| 3歳 | 片足立ち・三輪車をこぐ・円を描く |
各項目は通過率を25%・50%・75%・90%の月齢で示す。90%の月齢を過ぎてもできない項目は「遅れ」と判定する。
出典:「第109回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について