第108回 看護師国家試験 午前 問64 解説
📝 問題
日本における母の年齢階級別出生率の推移を図に示す。 図の矢印で示してある年齢階級はどれか。
✅ 正解
3
💡 解説
✅ 近年の日本で母の年齢階級別出生率が最も高い年齢階級は30〜34歳である。
母の年齢階級別出生率は、晩婚化・晩産化が進んだことで、山の位置が高い年齢のほうへ移ってきた。 かつて最も高かったのは25〜29歳だが、近年は30〜34歳が最も高く、25〜29歳がこれに次ぐ。
残る2つは、いずれもピークではない。 20〜24歳は年々下がり続け、4つのなかで最も低い。 35〜39歳は上昇しているが、30〜34歳には届かない。
- 1
20〜24歳不正解
20〜24歳の出生率は年々下がっており、4つの年齢階級のなかで最も低い。
- 2
25〜29歳不正解
25〜29歳はかつて最も出生率が高かった階級だが、いまは30〜34歳に次ぐ水準である。
- 3
30〜34歳正解
晩産化が進み、近年は30〜34歳の出生率が最も高い。
- 4
35〜39歳不正解
35〜39歳の出生率は上昇しているが、30〜34歳よりは低い。
📚 国試でよく狙われるところ
人口動態統計は出生・死亡・死産・婚姻・離婚を扱う。 出生の動向は、細かい数値より「上がっているのか下がっているのか」という方向で問われる。方向をつかんで覚えよう。
- 母の年齢階級別出生率のピークは、20歳代後半から30歳代前半へ移った
- 第1子出生時の母の平均年齢は30歳を超えている
- 合計特殊出生率は、15〜49歳の女性の年齢別出生率を合計した値
- 平均初婚年齢・平均出産年齢はいずれも長期的に上昇している(晩婚化・晩産化)
参考: 厚生労働省「人口動態統計」
出典:「第108回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について