第105回 看護師国家試験 午後 問1 解説
📝 問題
日本の平成25年(2013年)における男性の平均寿命はどれか。
✅ 正解
3
💡 解説
✅ 平成25年(2013年)の男性の平均寿命は80.21年である。
平均寿命とは0歳の平均余命のこと。生まれたばかりの子が、あと平均して何年生きられるかの見込みを表す。 厚生労働省が毎年公表する簡易生命表で示される。
平成25年(2013年)は男性80.21年・女性86.61年で、男性が初めて80年を超えた年である。 その後も高い水準で推移し、令和6年(2024年)は男性81.09年・女性87.13年。男女差はおよそ6年で、女性のほうが長い。
簡易生命表とは
その年の死亡の状況をもとに、各年齢の人があと何年生きられるかを推計した表。厚生労働省が毎年公表し、平均寿命もここから計算される。
- 1
70.21年不正解
男性の平均寿命が70年前後だったのは昭和40年代で、いまより10年以上短い。
- 2
75.21年不正解
75年台だったのは昭和60年ごろ。平成25年にはすでに80年を超えていた。
- 3
80.21年正解
平成25年の男性の平均寿命がこの80.21年。前年の79.94年から0.27年延びた。
- 4
85.21年不正解
同じ年の女性の平均寿命は86.61年で、85年台より高い。男女を取り違えたときに選びやすい値である。
📚 混同しやすいので注意
平均寿命・平均余命・健康寿命は、言葉を入れ替えて問われる。「誰の、あと何年か」を対にして覚えよう。
- 平均余命=ある年齢の人が、そのあと平均して何年生きられるかの見込み。0歳のときの値が平均寿命にあたる。
- 健康寿命=日常生活に制限なく過ごせる期間。令和4年(2022年)は男性72.57年・女性75.45年。
- 平均寿命と健康寿命の差が、日常生活に制限のある期間にあたる。健康日本21(第三次)はこの差を縮めることを目標にしている。
参考: 厚生労働省「平成25年簡易生命表」/厚生労働省「令和6年簡易生命表」
出典:「第105回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について