第105回 看護師国家試験 午前 問10 解説
📝 問題
チーム医療で正しいのはどれか。
✅ 正解
4
💡 解説
✅ チーム医療では、メンバーが情報を共有して一緒に意思決定をする。
チーム医療は、患者を中心に、専門の異なる職種が対等な立場で情報を共有し、話し合って方針を決める働き方をいう。情報が共有されていないと、同じ説明が重なったり、必要なケアが抜け落ちたりする。
メンバーは国家資格をもつ職種に限られない。患者本人や家族、介護補助者も加わる。中心になる職種も、その時期の課題に応じて入れ替わる。 退院支援のように、病院と在宅の事業所が施設をまたいでチームを組むこともある。
- 1
国家資格を持つ者で構成される。不正解
無資格の介護補助者や事務職、患者本人と家族も大切なメンバーである。
- 2
リーダーとなる職種を固定する。不正解
中心になる職種は課題によって変わる。手術の時期は医師、生活の立て直しでは看護師や理学療法士が前に出る。
- 3
他施設との間で行うことはできない。不正解
退院支援や在宅療養では、病院・診療所・訪問看護ステーション・介護事業所が施設をまたいでチームを組む。
- 4
メンバー間で情報を共有して意思決定をする。正解
情報を共有し、それぞれの立場から意見を出して方針を決めることがチーム医療の中身である。
📚 国試でよく狙われるところ
チーム医療は、職種の名前とその人ができる仕事を入れ替えて問われる。誰が何をするかを対にして覚えよう。
- 介護支援専門員(ケアマネジャー)=ケアプランを作り、サービス担当者会議を招集する。
- 医療ソーシャルワーカー=経済的な問題や退院後の暮らしの相談にのる。
- 管理栄養士=栄養状態を評価し、食事の内容や形態を調整する。
参考: 厚生労働省「チーム医療の推進に関する検討会報告書」
出典:「第105回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について