第104回 看護師国家試験 午後 問8 解説
📝 問題
平成24年(2012年)の国民生活基礎調査で、世帯総数における核家族世帯の割合に最も近いのはどれか。
✅ 正解
3
💡 解説
✅ 平成24年(2012年)の世帯総数に占める核家族世帯の割合は約60%である。
核家族世帯は、次の3つを合わせた区分である。 ・夫婦のみの世帯 ・夫婦と未婚の子のみの世帯 ・ひとり親と未婚の子のみの世帯
平成24年(2012年)の国民生活基礎調査では、この3つで全世帯の60.2%を占めていた。
核家族が中心という点はいまも変わらないが、内訳は大きく動いている。 令和7年(2025年)の核家族世帯は55.8%で、世帯構造をひとつずつ見ると単独世帯が35.4%で最も多く、三世代世帯は3.1%まで減った。
- 1
30%不正解
平成24年(2012年)に約3割だったのは、核家族の内訳の「夫婦と未婚の子のみの世帯」(30.5%)で、単独世帯は25.2%だった。単独世帯が30%台に乗るのはこのあとで、令和7年(2025年)は35.4%を占める。
- 2
45%不正解
45%はどの区分にも当てはまらない。核家族の中で最も多い「夫婦と未婚の子のみの世帯」だけでも、平成24年当時で約3割である。
- 3
60%正解
平成24年(2012年)の核家族世帯の割合。5世帯のうち3世帯が核家族という状態だった。
- 4
75%不正解
核家族世帯がここまで高くなったことはない。単独世帯や三世代世帯など核家族以外の世帯が、全体の約4割を占めている。
📚 ここも一緒におさえておこう
世帯の統計は、調査の名前と最新の数字を組み合わせて問われる。何を毎年調べている調査かをおさえたうえで、いまの数字を覚えよう。
- 世帯の数と構造を毎年調べているのは国民生活基礎調査で、3年ごとに大規模調査を行う
- 令和7年(2025年)の世帯総数は約5,506万世帯、平均世帯人員は2.17人
- 65歳以上の人だけ、またはそこに18歳未満の未婚の子が加わった高齢者世帯が31.9%を占める
参考: 厚生労働省「国民生活基礎調査」
出典:「第104回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について