第103回 看護師国家試験 午後 問60 解説
📝 問題
正常に発達している小児が2歳0か月ころ、新たに獲得する言語で正しいのはどれか。
✅ 正解
1
💡 解説
✅ 2歳ころに新たに獲得するのは、単語を2つつなげた二語文である。
言葉は1歳ごろの一語文から始まり、2歳ごろに単語を2つつなげた二語文が話せるようになる。「おちゃ、ちょうだい」は「お茶」と「ちょうだい」をつないだ二語文にあたる。
他の選択肢は、時期が前後にずれている。「まんま」は1つの単語で欲求を表す一語文で、1歳ごろに現れる。 「おかしがないの」は助詞を使った文で、二語文よりあとの3歳ごろになる。 「これ、なあに」と繰り返し尋ねるのは第一質問期で、2歳半から3歳ごろに現れる。
- 1
「おちゃ、ちょうだい」正解
「お茶」と「ちょうだい」をつないだ二語文で、2歳ころに新しくできるようになる。
- 2
「おかしがないの」不正解
助詞を使って文にしたもので、二語文より進んだ3歳ごろの言葉である。
- 3
「これ、なあに」不正解
「なあに」と繰り返し尋ねる第一質問期の言葉で、2歳半から3歳ごろに現れる。
- 4
「まんま」不正解
1つの単語で欲求を表す一語文で、1歳ごろに現れる。
📚 国試でよく狙われるところ
ことばの発達は、年齢と話し方の組合せを入れ替えて問われる。「1歳=1語、2歳=2語」と数で結びつけて覚えよう。
- 生後6か月ごろ=喃語。「ばばば」のように意味のない音を繰り返す。
- 1歳ごろ=初語。「まんま」など意味のある1語を話す。
- 2歳ごろ=二語文。「ワンワン、きた」のように単語を2つつなぐ。
- 3歳ごろ=助詞を使った文になり、自分の名前と年齢が言える。
参考: 小児看護学(言語発達)の教科書
出典:「第103回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について