第114回 看護師国家試験 午前 問8 解説
📝 問題
永久歯が生え始める目安となる年齢はどれか。
✅ 正解
2
💡 解説
✅ 永久歯は6歳ごろ、6歳臼歯から生え始める。
乳歯は生後6〜8か月ごろに下の前歯から生え始め、2〜3歳で20本そろう。
その後6歳ごろに、乳歯の奥へ第一大臼歯(6歳臼歯)が生える。これが永久歯の始まり。ほぼ同じころ、下の前歯も乳歯から永久歯に変わる。
6歳臼歯は乳歯が抜けた場所ではなく奥に新しく生えるため保護者が気づきにくく、溝が深くてむし歯になりやすい。
- 1
3歳不正解
3歳は乳歯20本がそろう時期。永久歯はまだ顎の骨の中にある。
- 2
6歳正解
正しい。6歳ごろに6歳臼歯が生え、前歯の生え変わりも始まる。
- 3
9歳不正解
9歳は生え変わりの途中で、乳歯と永久歯が混じる混合歯列期にあたる。
- 4
12歳不正解
12歳ごろは第二大臼歯(12歳臼歯)が生え、生え変わりがほぼ終わる時期。始まりではない。
📚 ここも一緒におさえておこう
乳歯は20本、永久歯は親知らずを含めて32本。
- 乳歯のむし歯は永久歯の歯並びや発育に影響する。フッ化物塗布と、溝を埋めるシーラントが予防に有効。
- 1歳6か月児健診・3歳児健診では歯科健診が必須項目になっている。
| 時期 | できごと | 本数 |
|---|---|---|
| 生後6〜8か月 | 乳歯(下の前歯)が生え始める | — |
| 1歳ごろ | 上下の前歯がそろう | 約8本 |
| 2〜3歳 | 乳歯が生えそろう | 20本 |
| 6歳ごろ | 6歳臼歯が生え、前歯の交換が始まる | — |
| 6〜12歳 | 混合歯列期(乳歯と永久歯が混在) | — |
| 12歳ごろ | 第二大臼歯が生え交換完了 | 28本 |
| 17〜20歳ごろ | 第三大臼歯(親知らず) | 最大32本 |
参考: 日本小児歯科学会「日本人小児における乳歯・永久歯の萌出時期に関する調査」
出典:「第114回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について