第114回 看護師国家試験 午前 問69 解説

一般母性看護学✔ 監修済み

📝 問題

出生直後の新生児の計測方法で正しいのはどれか。

✅ 正解

4

💡 解説

✅ 胸囲は、背中側は肩甲骨のすぐ下、前は左右の乳頭を通る周りを測る。

新生児の計測は仰向け(仰臥位)で行うのが基本。

胸囲は、背中側は肩甲骨のすぐ下、前は左右の乳頭の上を通る周りを、息を吸うときと吐くときの中間で読む。

  • 1

    身長は側臥位で計測する。不正解

    身長は仰向けで、頭のてっぺんから足の裏まで測る。横向きでは背骨と足が曲がって正しい値が出ない。

  • 2

    体重はオムツをつけて計測する。不正解

    体重はオムツも衣類もすべて外し、裸で測る。オムツの重さや排泄物が誤差になり、生理的体重減少を評価できなくなる。

  • 3

    頭囲は後頭結節とオトガイの周囲を計測する。不正解

    頭囲は後頭部の出っぱりと、前は眉のすぐ上を通る最大の周りを測る。あご先は含めない。

  • 4

    胸囲は肩甲骨直下と左右の乳頭を通る周囲を計測する。正解

    正しい。呼吸で胸のふくらみが変わるので、息を吸うときと吐くときの中間で読む。

📚 これとセットで理解しよう

出生時は頭囲>胸囲だが、およそ1歳で同じになり、その後は胸囲が上回る。頭囲が急に大きくなるときは水頭症を疑う。

成熟新生児の計測値と1歳までの発育の目安
項目出生時1歳
身長約50cm約75cm(出生時の約1.5倍)
体重約3,000g約9kg(出生時の約3倍。生後3か月で約2倍)
頭囲約33cm約45cm
胸囲約32cm約45cm(1歳ころ頭囲と等しくなる)

出典:「第114回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について

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