第112回 看護師国家試験 午前 問7 解説
📝 問題
運動機能の発達で3歳以降に獲得するのはどれか。
✅ 正解
4
💡 解説
✅ 3歳以降に獲得する運動機能は、けんけん(片足跳び)である。
粗大運動の発達には目安の時期がある。ひとりで立つのは1歳前後、階段を昇る・ボールを蹴るのは2歳前後で獲得されることが多い。一方、片足でバランスを取り前進する「けんけん(片足跳び)」はより高度な平衡・協調運動を要し、3〜4歳以降に獲得される。
国試では運動発達の順序と時期が頻出する。首がすわる→寝返り→ひとり座り→つかまり立ち→ひとり歩き→走る→けんけん、という順に並べて、それぞれの月齢・年齢とセットで覚えておく。
粗大運動とは
座る・立つ・歩く・跳ぶなど、体全体を使う大きな動き。指先でつまむような細かい動きは微細運動という。
- 1
階段を昇る。不正解
階段を昇るのは2歳ごろに獲得され、3歳以降を待たずにできる。
- 2
ひとりで立つ。不正解
ひとりで立つのは1歳前後の粗大運動で、獲得時期が最も早い。
- 3
ボールを蹴る。不正解
ボールを蹴るのは2歳ごろに可能となる運動である。
- 4
けんけん〈片足跳び〉をする。正解
けんけん(片足跳び)は高度な平衡・協調を要し、3〜4歳以降に獲得される。
📚 国試でよく狙われるところ
粗大運動の発達は、できるようになる順序と時期がまとめて問われる。
| できること | 時期の目安 |
|---|---|
| 首がすわる | 3〜4か月 |
| 寝返り | 5〜6か月 |
| ひとり座り(支えなし) | 7〜8か月 |
| はいはい・つかまり立ち | 8〜10か月 |
| つたい歩き | 10〜11か月 |
| ひとり歩き | 1歳〜1歳3か月 |
| 走る・階段を昇る・ボールを蹴る | 2歳ごろ |
| 片足立ち・三輪車をこぐ | 3歳ごろ |
| けんけん(片足跳び) | 3〜4歳以降 |
乳幼児健康診査(3〜4か月・1歳6か月・3歳)で確認される項目と結びつけて覚える。
参考: 標準的な小児看護学・発達の指標(デンバー発達判定法等)
出典:「第112回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について