第112回 看護師国家試験 午前 問2 解説
📝 問題
令和元年(2019年)の国民生活基礎調査における女性の有訴者の自覚症状で最も多いのはどれか。
✅ 正解
2
💡 解説
✅ 令和元年(2019年)の女性の有訴者で最も多い自覚症状は肩こりである。
国民生活基礎調査の有訴者率(病気やけがなどで自覚症状のある者の割合)では、性別で上位の症状が異なる。令和元年(2019年)は男性の第1位が腰痛、女性の第1位が肩こりであり、女性では肩こりに次いで腰痛が続く。
国試では有訴者率の上位症状が繰り返し問われる。令和元年は男性=腰痛・女性=肩こりが1位だったが、令和4年調査では男女とも腰痛が1位(肩こりが2位)である。頭痛や目のかすみも上位に入るが第1位ではない。
- 1
頭痛不正解
頭痛は有訴者の上位に入るが、女性の第1位ではない。
- 2
肩こり正解
肩こりは女性の自覚症状の第1位であり、男性の第1位である腰痛と対をなす。
- 3
体がだるい不正解
「体がだるい」は上位に入る症状だが第1位ではない。
- 4
目のかすみ不正解
目のかすみは高齢者で増えるが、女性全体の第1位ではない。
📚 混同しやすいので注意
国民生活基礎調査では、自覚症状のある者の割合を有訴者率、通院している者の割合を通院者率という。
- 通院者率は男女とも第1位が高血圧症
- 有訴者率・通院者率とも年齢が上がるほど高くなる
| 順位 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|
| 1位 | 腰痛 | 腰痛 |
| 2位 | 肩こり | 肩こり |
| 3位 | 頻尿 | 手足の関節が痛む |
参考: 厚生労働省「国民生活基礎調査」(令和元年)
出典:「第112回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について