第111回 看護師国家試験 午前 問20 解説

⭐ 必修基礎看護学✔ 監修済み

📝 問題

使用後の注射針を廃棄する容器のバイオハザードマークの色はどれか。

✅ 正解

2

💡 解説

✅ 鋭利物(注射針など)を廃棄する容器のバイオハザードマークは黄色である。

感染性廃棄物のバイオハザードマークは、中身の性状によって色が決められている。注射針やメス刃のような鋭利なものの容器は黄色である。

黄色の容器は針刺し事故を防ぐためのもので、針が突き抜けない耐貫通性の硬い容器を使い、密閉して廃棄する。

覚え方: 「液体は赤、固形は橙、鋭利は黄」。針がいちばん危ないので、注意をうながす黄色と結びつける。

感染性廃棄物とは

血液や体液が付いていて、人に感染させるおそれのある医療廃棄物。ふつうのごみとは分け、決められた容器で処理する。

  • 1

    赤不正解

    赤色は血液・体液などの液状・泥状の感染性廃棄物に用いる。

  • 2

    黄正解

    黄色は注射針など鋭利な感染性廃棄物用。耐貫通性容器に密閉廃棄する。

  • 3

    黒不正解

    黒色はバイオハザードマークの色分けには用いられない。

  • 4

    橙不正解

    橙色は鋭利でない固形状の感染性廃棄物(ガーゼ・チューブ等)に用いる。

📚 国試でよく狙われるところ

注射針の廃棄は、マークの色と、針刺し事故を防ぐ扱い方の両方が問われる。色と性状を対にして覚え、扱い方は手順として覚えよう。

  • 注射針はリキャップせず、使用した場所で直ちに専用容器へ廃棄する。
  • 専用容器は8割程度を目安に、あふれる前に密閉して交換する。
  • 針刺し事故時は流水で洗浄し直ちに報告、曝露源の感染状況を確認して必要な予防内服・ワクチンを検討する。
バイオハザードマークの色分け
色対象となる廃棄物
赤血液・体液などの液状・泥状のもの
橙血液の付着したガーゼ・チューブなど固形状のもの
黄注射針・メス刃などの鋭利なもの

参考: 環境省「廃棄物処理法に基づく感染性廃棄物処理マニュアル」

出典:「第111回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について

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