第110回 看護師国家試験 午前 問9 解説
📝 問題
平成30年(2018年)の国民生活基礎調査で65歳以上の者のいる世帯の割合に最も近いのはどれか。
✅ 正解
3
💡 解説
✅ 平成30年(2018年)の65歳以上の者のいる世帯の割合は約50%である。
平成30年(2018年)国民生活基礎調査によると、65歳以上の者のいる世帯は全世帯の約48.9%を占め、選択肢のなかで最も近いのは「50%」である。すなわち全世帯のおよそ半数に高齢者が含まれている。
高齢化の進行に伴い、この割合は年々上昇しており、令和4年(2022年)の調査では50.6%と半数を超えた。
「高齢者のいる世帯=約半数」という概数で押さえておくとよい。
- 1
10 %不正解
10%は実際の約48.9%より大幅に低く過小である。
- 2
30 %不正解
30%も実際より低く、最も近い値ではない。
- 3
50 %正解
約48.9%であり、50%に最も近い。
- 4
70 %不正解
70%は実際より高く過大である。
📚 国試でよく狙われるところ
「その数値はどの調査から得られるか」という形で問われる。国民生活基礎調査で分かることを、下の項目でひととおり確認しておこう。 国民生活基礎調査は厚生労働省が毎年実施し、3年ごとに大規模調査を行って世帯構造・所得・健康状態などを把握する。
- 世帯構造は単独世帯・核家族世帯・三世代世帯・その他に区分される。
- 65歳以上の者のいる世帯では夫婦のみの世帯と単独世帯が増加し、三世代世帯は減少している。
- 平均世帯人員は減少を続けている。
- 有訴者率・通院者率・介護が必要となった主な原因なども、この調査から得られる。
参考: 厚生労働省「国民生活基礎調査」
出典:「第110回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について