第109回 看護師国家試験 午前 問1 解説
📝 問題
平成29年(2017年)の人口動態統計における主要死因別の死亡率で心疾患の順位はどれか。
✅ 正解
2
💡 解説
✅ 平成29年の主要死因別死亡率で心疾患は第2位である。
日本の主要な死因は、長く悪性新生物(がん)が第1位、心疾患(高血圧性を除く)が第2位で推移している。 平成29年(2017年)もこの順位は変わらず、心疾患は第2位であった。
近年の並びは「悪性新生物→心疾患→老衰→脳血管疾患→肺炎」で、老衰が順位を上げ、肺炎が下がっている。 第1位が悪性新生物であることは長く変わらない。「1位はがん、2位は心疾患」と組にして覚えるとよい。
- 1
1位不正解
第1位は悪性新生物(がん)であり、心疾患ではない。
- 2
2位正解
心疾患は悪性新生物に次ぐ第2位で、平成29年も同様である。
- 3
3位不正解
第3位は年により老衰や肺炎で、心疾患は第3位ではない。
- 4
4位不正解
心疾患はより上位であり、第4位ではない。
📚 国試でよく狙われるところ
死因の順位は、統計の名前や年次とセットで問われる。まず第1位=悪性新生物・第2位=心疾患を固め、そのうえで3位以下の動きを追おう。
- 老衰は高齢化を背景に順位を上げ、現在は第3位である
- 平成29年(2017年)は原死因の選び方が明確化され、肺炎が第3位から第5位に下がった年である
- 人口の高齢化の影響を除いて年次比較するときは年齢調整死亡率を用いる
- 死因統計の出典は厚生労働省の人口動態統計(出生・死亡・婚姻・離婚・死産を扱う)
参考: 厚生労働省「人口動態統計」
出典:「第109回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について