第108回 看護師国家試験 午前 問20 解説
📝 問題
一般的な病室における冬季の湿度で適切なのはどれか。
✅ 正解
3
💡 解説
✅ 一般的な病室における冬季の湿度で適切なのは約50%である。
病室の快適な湿度は季節を問わず40〜60%とされ、冬季もこの範囲を保つ。選択肢のうちこの範囲に入るのは約50%である。
約10%や約30%では乾燥が強く、口や気道の粘膜が乾いて感染しやすくなる。約70%では高すぎて、カビ・ダニが増えやすい。
- 1
約10%不正解
約10%は乾燥が強すぎ、気道粘膜の乾燥や感染リスクを高める。
- 2
約30%不正解
約30%はやや乾燥気味で、快適湿度の下限を下回る。
- 3
約50%正解
約50%は快適湿度(40〜60%)の範囲内で、冬季の病室に適切である。
- 4
約70%不正解
約70%は高湿度でカビ・ダニの繁殖や不快感につながりやすい。
📚 国試でよく狙われるところ
療養環境は、温度・湿度・照度・音・広さの数値と、環境を整えるときの注意がまとめて問われる。表ごと覚えておく。
- 冬季は乾燥しやすいため加湿を行い、気道粘膜の防御機能の低下や感染を防ぐ。
- 湿度が高すぎるとカビ・ダニが増え、アレルギーの原因となる。
- 換気は必要だが、患者に直接風が当たらないように配慮する。
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 室温(夏季) | 24〜27℃ |
| 室温(冬季) | 20〜22℃ |
| 湿度 | 40〜60% |
| 照度(病室) | 100〜200ルクス |
| 病室の床面積 | 患者1人あたり6.4m2以上(医療法施行規則・一般病床) |
| 騒音 | おおむね50dB以下が望ましい |
参考: 標準的な基礎看護学教科書(療養環境)
出典:「第108回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について