第107回 看護師国家試験 午後 問8 解説

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📝 問題

平成25年〈2013年〉の国民生活基礎調査で、要介護者からみた主な介護者の続柄で割合が最も多いのはどれか。

✅ 正解

3

💡 解説

✅ 平成25年の国民生活基礎調査で、要介護者からみた主な介護者の続柄で最も多いのは同居の配偶者である。

平成25年(2013年)の国民生活基礎調査では、要介護者の主な介護者は「同居」が最も多く、その中でも配偶者が最多であった。次いで子、子の配偶者の順である。

介護者の多くが同居の家族、とりわけ高齢の配偶者であることは、老老介護の実態を示している。 調査年ごとに割合は動くが、「同居が最も多く、なかでも配偶者が最多」という傾向は変わらない。近年は事業者(介護サービス)の割合が増えている。

老老介護とは

高齢者が高齢者を介護している状態。介護する側も体力の低下や持病をかかえやすく、共倒れの危険がある。

  • 1

    同居の父母不正解

    同居の父母が主な介護者となる割合は小さく、最多ではない。

  • 2

    別居の家族不正解

    別居の家族による介護は同居家族に比べ割合が低い。

  • 3

    同居の配偶者正解

    同居の配偶者が主な介護者として最も多く、老老介護の背景を示す。

  • 4

    同居の子の配偶者不正解

    同居の子の配偶者が主な介護者となる割合は、かつてより低下している。

📚 国試でよく狙われるところ

国民生活基礎調査は、介護者の続柄・介護が必要になった原因・有訴者率が数字ごと問われる。「誰が」「なぜ」をセットで覚えよう。 調査は厚生労働省が毎年行い、3年ごとに世帯票・健康票・介護票などを含む大規模調査になる。

  • 主な介護者は同居の家族が最も多く、その中では配偶者が最多。次いで子、子の配偶者
  • 同居の主な介護者は女性が多いが、男性介護者の割合は増加傾向
  • 介護が必要となった主な原因は認知症・脳血管疾患(脳卒中)が上位を占め、要支援では関節疾患や高齢による衰弱が多い
  • 介護者・要介護者がともに65歳以上の老老介護世帯が増加している
  • 同じ調査の有訴者率・通院者率もよく問われる(有訴者率1位は男女とも腰痛、通院者率1位は男女とも高血圧症)

参考: 厚生労働省「平成25年 国民生活基礎調査」

出典:「第107回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について

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