第107回 看護師国家試験 午前 問29 解説
📝 問題
平成24年度(2012年度)における社会保障給付費の内訳で多い順に並んでいるのはどれか。
✅ 正解
1
💡 解説
✅ 平成24年度の社会保障給付費は多い順に年金>医療>福祉その他である。
平成24年度(2012年度)の社会保障給付費は、多い順に年金>医療>福祉その他であった。高齢化を背景に、年金が最大の割合を占める構造が続いている。 近年の統計でも、年金が最も多く、次いで医療、福祉その他という順序は変わっていない。
他の選択肢は、3部門の順序が入れ替わっている。 介護を含む「福祉その他」は伸びが大きいが、給付費は医療のほうが多い。
社会保障給付費とは
1年間に、年金・医療・介護などの社会保障制度から国民へ実際に支払われた費用の合計。
- 1
年金 > 医療 > 福祉その他正解
多い順に年金・医療・福祉その他と並ぶ。
- 2
年金 > 福祉その他 > 医療不正解
福祉その他は介護を含めて伸びているが、給付費は医療のほうが多い。
- 3
医療 > 年金 > 福祉その他不正解
給付費が最も多いのは年金で、医療は2番目である。
- 4
医療 > 福祉その他 > 年金不正解
年金が最も多く、福祉その他が最も少ない。年金を最後に置く順序にはならない。
📚 国試でよく狙われるところ
社会保障給付費は、部門別の順位・財源の内訳・公表元がまとめて問われる。「給付は年金が最大、財源は社会保険料が最大」と対にして覚えよう。 部門は年金・医療・福祉その他の3つに分かれ、高齢化に伴って総額は増え続けている。 財源は社会保険料が最も多く、次いで公費(国・地方)である。
- 部門別では長く年金が最大で、次いで医療。介護を含む「福祉その他」は近年の伸びが大きい。
- 社会保障費用統計は国立社会保障・人口問題研究所が毎年公表している。
| 分野 | 内容 |
|---|---|
| 社会保険 | 医療保険・年金保険・介護保険・雇用保険・労災保険 |
| 社会福祉 | 児童、障害者、高齢者、母子・父子・寡婦への福祉サービス |
| 公的扶助 | 生活保護 |
| 保健医療・公衆衛生 | 感染症対策、母子保健、健康づくり |
参考: 国立社会保障・人口問題研究所「社会保障費用統計」
出典:「第107回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について