第105回 看護師国家試験 午後 問106 解説
📝 問題
次の文を読み106〜108の問いに答えよ。Aさん(28歳、女性、会社員)は、結婚後1年で夫と2人で暮らしている。仕事上の役割も増えている。次回月経予定日を2週過ぎても月経がみられないため、勤務先近くの産婦人科クリニックを受診した。月経周期は28日型で、最終月経は3月2日から4日間であった。診察の結果、妊娠と診断された。 3月と4月のカレンダーを示す。 本日、4月14日のAさんの妊娠週数および日数を最終月経から求めよ。 解答:妊娠①週②日
※ 数値を答える計算問題です(正解は下に掲載)。
✅ 正解
61
💡 解説
✅ 妊娠6週1日である。
妊娠週数は、最終月経初日を妊娠0週0日として数える。受精した日でも、妊娠が分かった日でもない。 Aさんの最終月経は3月2日からなので、起点は3月2日である。
3月2日を0日目として、本日4月14日までの日数をカレンダーで数える。 3月は31日まであるので、3月31日は29日目 そこへ4月14日までの14日を足して、43日目
7日で1週進むので、43日を7で割る。 43÷7=6あまり1
6週と1日で、妊娠6週1日となる。
📚 国試でよく狙われるところ
妊娠週数の問題は、数え始める日と分娩予定日の求め方が対で問われる。最終月経初日を0週0日として数え、7で割る手順で覚えよう。
- 分娩予定日は妊娠40週0日で、最終月経初日から280日目にあたる
- ネーゲレ概算法=最終月経初日の月に9を足し(12を超えたら12を引く)、日に7を足す。この事例なら12月9日。1か月を30日として計算するので、280日で数えた12月7日と2日ほどずれる
- 月経周期が28日型でない人は、超音波で測った胎児の大きさをもとに週数と予定日を修正する
参考: 医療情報科学研究所編『病気がみえる 産科』/日本産科婦人科学会 産科婦人科用語集
出典:「第105回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について