第105回 看護師国家試験 午前 問7 解説
📝 問題
日本の女性の平均閉経年齢に最も近いのはどれか。
✅ 正解
3
💡 解説
✅ 日本人女性の平均閉経年齢は約50歳である。
閉経は卵巣の働きが失われて月経が永久に止まった状態をいい、日本人女性の平均は約50歳である。実際には最後の月経から12か月月経がないことで、あとから確認する。
閉経の前後5年ずつ、合わせて約10年が更年期(おおむね45〜55歳)。この時期はエストロゲンが減り、ほてり・発汗・不眠・気分の変化が出やすい。
早発卵巣不全とは
40歳未満で卵巣の働きが止まり、月経がこなくなる状態。エストロゲンが早くから減るため、骨量の低下に注意する。
- 1
40歳不正解
40歳での閉経は平均より10年早い。40歳未満で月経が止まった場合は早発卵巣不全として扱う。
- 2
45歳不正解
45歳は更年期の入り口にあたる年齢で、平均閉経年齢より早い。
- 3
50歳正解
日本人女性の平均閉経年齢とほぼ一致する。
- 4
55歳不正解
55歳は更年期の終わりごろにあたる。この年齢まで月経が続く人もいるが、平均ではない。
📚 ここも一緒におさえておこう
閉経は「エストロゲンが減ると体に何が起きるか」とセットで問われる。ホルモンの変化と症状を結びつけて覚えよう。
- 骨を守る働きが弱まって骨吸収が進み、骨粗鬆症を起こしやすくなる。
- LDLコレステロールが上がり、脂質異常症や動脈硬化が進みやすくなる。
- 卵巣からの抑制が外れ、下垂体から出る卵胞刺激ホルモンが上昇する。
参考: 日本産科婦人科学会「産科婦人科用語集・用語解説集」
出典:「第105回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について