第104回 看護師国家試験 午後 問90 解説
📝 問題
5%のクロルヘキシジングルコン酸塩を用いて0.2%希釈液2,000 mLをつくるのに必要な薬液量を求めよ。 ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第1位を四捨五入すること。 解答:①②mL
※ 数値を答える計算問題です(正解は下に掲載)。
✅ 正解
80
💡 解説
✅ 必要な薬液量は80mLである。
薄める前と後で、中に入っている薬の量は変わらない。 必要な薬液量は「作りたい量 × 作りたい濃度 ÷ もとの濃度」で求める。
作りたい液に含まれる薬の量は、2,000mL × 0.2% = 4g。 これと同じ量の薬が入っているもとの薬液は、4g ÷ 5% = 80mL。
必要な薬液量は80mLで、解答欄には①に8、②に0を入れる。
📚 国試でよく狙われるところ
消毒薬の希釈は、必要な薬液量・加える水の量・希釈倍数のどれを問われているかで答えが変わる。3つの求め方を並べて覚えよう。
- 必要な薬液量=作りたい量 × 作りたい濃度 ÷ もとの濃度
- 加える水の量=作りたい量 − 必要な薬液量。この問題では 2,000 − 80 = 1,920mL
- 希釈倍数=もとの濃度 ÷ 作りたい濃度。5%から0.2%をつくるなら25倍にあたる
参考: 基礎看護学(与薬・消毒薬の希釈)の教科書
出典:「第104回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について